一石二鳥!?キーボードの配列とアルファベットを同時に覚える!

最近は小学校の授業で英語やパソコンを学習することもあるとか。20代以上のお父さん・お母さんには中学生以上で習っていたものが、今の子供たちは小学生のうちから覚えなければいけない項目になているんですね。

【キーボードのアルファベット配列を覚える】

個人的に、パソコンを小学生から使うことには抵抗を感じますが、カリキュラムとして組み込まれているならやらなければいけないことになります。では、まずキーボードに慣れるところから始めましょう。数字は上段の左から1~0と並んでいますし、テンキーを使えば簡単に入力ができるので問題はありません。問題になるのは、「アルファベット」と「日本語入力」ですが、できることなら日本語入力は「ローマ字入力」で覚えたいものです。

なぜかというと、「かな入力」を覚えても、英単語を入力するときには役に立たないのが一点。逆に、アルファベットとローマ字の規則を覚えさえすれば、26のキー配列を覚えるだけで日本語も英語も入力が可能になるのが一点です。因みに、「かな」と「アルファベット」を両方覚えるとなると、最低でも76の配列を覚えなければいけない上に、かな入力と英字入力のたびに、「英数キーとかなキー」を押さなければいけない面倒臭さも出てきます。

【アルファベットの配列をゲーム感覚で覚える方法】

さて、アルファベットの配列をどう覚えるかですが、A~Zまでがバラバラに並んでいるため、この配列を何とかしてクリアしなければいけません。その方法のひとつとして、「A~Zまでを何秒で入力できるか」をタイムトライアル方式で繰り返しやってみるのをお薦めします。一人で黙々とやっていても面白くないので、できればご家族が時間を計ってあげたり、一緒に競争してあげたりするのがベター。ゲームを楽しむような感覚で、キー配列を覚えることができますよ。ブラインドタッチ(見なくてもキーボードを入力できる指の使い方)を最初から覚えるのも結構なことですが、小学生のお子さんが継続してそれを続けることは難しいでしょう。まずは指一本でも構わないので、配列を覚えることに集中させましょう。

【速く打てると楽しくなってくる】

実は、キーボードのタイピングを楽しむことのできる無料のゲームなどは、ネットで検索すると沢山出てきます。それらを使って入力のスピードと正確性を養うこともできますが、小学生のお子さんには急にあれもこれも詰め込ませるのではなく、「まずはアルファベットをA~Zまで覚えること。そのためにキーボードで順番に26文字入力ができるようになること」を目標とすることをお薦めしたいわけです。基本がしっかりできるようになったら、ローマ字入力で日本語を打つことを覚えたり、速さと正確性を養っていけばいいのです。

余談ですが、筆者はブランドタッチができません。よくある「ここにこの指を使いましょう」というのが、左手薬指と小指でできないんです。しかし、ある程度キーボードは見なくても入力ができますし、A~Zまでのアルファベットを順番に入力するだけなら、5秒程度で終わっていた記憶があります。筆者がキーボードに初めて触れたのは中学3年のときでしたが、格段にスピードと正確性が上がったのは、高校に入ってからでした。それを小学生が急にできるとは思えないため、徐々に、確実にを強調するんです。そこから、「速く打てることの楽しさ」が生まれてきます。